カーオーディオ取付テクニック

プロが教える カーオーディオの取り付け方のコツ

カーオーディオクラブの取付テクニックを製作工程順にご説明します。

内張りのビビリ音を止める防振方法

ドア制振のポイント!!! ドア制振というのは、ドアの余計な振動を抑えて、スピーカーの本来の音を鳴らすのが目的です。
闇雲に張ってもダメなんです。
ドア鉄板の気持ちになって張りましょう。
ドアの弱いポイントを見極めましょう。
全体に張ってしまっても共振ポイントはあまり変わりません。
重たさによって、制振効果はありますが、完全ではないでしょう。
張るポイントも重要なのです。
ドアをスピーカーエンクロージャーとしたときに、制振だけが全てではありません。
よい音を鳴らすためには、相乗効果が必要です。
制振した鉄板にバッフルを固定するわけですから、そのバッフルも重要ですよね。
バッフルに取付けたスピーカーがスムーズに駆動するように、ドア内部への背圧も考えなくてはならないですね。
振動は伝わっていくものです。ドアの強度、バッフルの強度、内張りの強度、抜かりなく!!
制振することによって、ドアの閉まりもよくなりますし、外部からの騒音も低減されます。
よりよい音楽をクルマの中で聴くためにドア制振というのは必要な作業工程なんです。
ご紹介した制振プラン以外にも、よりグレードをあげたプランもございます。
様々な素材の制振材を目的にあわせて使い分けれるようにご用意しております。

ツィーターパネル制作

ツィーターパネルのポイント!
音と見た目の両方に気を使い製作しましょう!
いくら音がよくても、視界をさえぎってしまったり、配線が出てても危ないですからね。
一般的にダッシュボードにツィーターを取付すると、フロントガラスに音が反射してしまい、ツィーターの存在感が強調されすぎたり、耳障りな高域になってしまいます。
Aピラーに角度をつけて取付することで、この反射音をできるだけ抑えることが可能です。
これは取付後の調整でも有利になります。

バッフルボード制作

バッフルボードのポイント!
ドアの奥行きと、内張りまでの距離をしっかり把握し、最適な厚みで製作しましょう。
純正のふにゃふにゃプラスチックバッフルから、作り変えるわけですから、強度は重要なことなんです。
樺桜合板を使って音質アップ!!
そして一番のポイントは裏面なのです!
スピーカーの背圧がしっかりドア内に抜けるように作りましょう!できるだけ段差をなくし、ツルツルのバッフルが理想的です。
防水処理は確実に!!せっかく使ったバッフルも水を吸ってしまっては台無しです。
ドアの内部に音をスムーズに抜かしてあげれば、前にも確実に音は出てきます。
いくらアンプのパワーがあってもスムーズに動かなければ意味がありません。
こだわりのバッフルボードには意味があるのです!